女性の抜け毛は病院で治療できるか?

今回は、女性の抜け毛は病院で治療できるかどうかについて取り上げます。

女性の抜け毛と病院の治療内容

女性の抜け毛は、病院で治療してもらえる場合とそうでない場合があります。まず、妊娠・出産や生理不順に伴う抜け毛は、婦人科で相談できます。

また、女性の抜け毛は全身の疲れ、鬱、手の震え、発熱などを伴う場合があります。この場合、甲状腺疾患、鉄欠乏性貧血、悪性腫瘍などの病気・疾患の疑いがあるため、一般的な病院で相談することができます。

抜け毛とともに、頭皮の湿疹、炎症、フケ、かゆみなどが起こっている場合も、一般的な皮膚科の病院で治療が受けられます。もちろん、抜け毛と同時にメンタル的な異常が見られる場合は、精神科の受診が適切だと思います。

このように、女性の抜け毛に対して、一般的な病院でも治療が受けられるのは、抜け毛を引き起こす原因として重大な病気が見つかり、その病気の治療として受けることができるケースが該当するといえます。

その一方、女性の場合も一般病院では、抜け毛そのものを病気と捉えた治療が受けられないケースがほとんどです。一般的な病院では、あくまでも「抜け毛の治療」を行うのではなく、「抜け毛を引き起こす病気の治療」の範囲にとどまります。

女性の抜け毛の専門病院(クリニック)の治療内容

これに対し、女性の抜け毛や薄毛に関する専門の病院(クリニック)があります。こちらのほうは、女性の場合でも、抜け毛を病気と考えて、抜け毛そのものの治療が受けられる医療機関です。

なぜ抜け毛の治療が一般病院で受けられないのかといえば、日本では病気が原因では無い頭皮トラブルの治療は、公的健康保険制度の適用外だからです。このため病院は、国からの診療報酬を受け取れず、治療費は患者さんが全額自己負担の自由診療となります。

女性の抜け毛に対し、ある程度までは公的健康保険の適用が可能であり、その範囲なら病院でも治療が受けられます。しかし、これは抜け毛治療が進んでいる欧米各国の事情に比べると、相当限られた範囲に留まります。

その一方、女性の抜け毛専門の病院であれば、自由診療で一般的な病院では受けられなかった抜け毛の治療が可能です。女性のホルモンバランス、出産に伴う抜け毛はもちろん、女性でも発症するAGA(男性型脱毛症)、加齢や生活習慣の悪化、頭皮ケア、ストレス、遺伝、円形脱毛症など、あらゆる抜け毛の治療に向き合ってくれます。

現在では抜け毛の原因を遺伝にあるのか判別する遺伝子検査もありますし、医療用に認められた治療薬もたくさん出ています。保険外診療は自由診療ですが、厚生労働省の監督を受ける医療機関であることは変わりなく、安心して治療を受けられます。

自由診療は全額自己負担であり、これは女性の抜け毛専門の病院でも変わらず、やはり気になるのが治療費です。そこで自由診療を行う病院の場合、初回に無料のカウンセリングを行い、そこで納得できなかった場合は治療を受けずに帰宅できることが一般的です。