SAFE法とは

今回は自毛植毛のうち、SAFE法を取り上げます。

SAFE法は、i-direct法(アイランドタワークリニック)と同じく、ダイレクト法(FUE)とはを発展的に改良させた自毛植毛法です。ダイレクト法に比べて、より安全性が高い施術となっています。

SAFE法の特徴

SAFE法とは、Surgically Advanced Follicular Extraction、つまり「外科的に高度な毛包の抜き取り(抽出、取り出し)」という自毛植毛法です。メスを使わず、専用のパンチを使ってドナーを採取する方法であり、この点はダイレクト法(FUE)と同じです。

しかし、SAFE法の最大の特徴は、メスを使わず縫合の必要が無いといったダイレクト法の良いところを受け継ぎながら、ダイレクト法で大きな問題だったドナー毛根の切断率を大幅に改善している点といえます。

ダイレクト法は、専門医でもドナー毛根の切断率が約20~50%になることが最大のデメリットです。これに対して、熟練した医師がSAFE方法で行うと、ドナー毛根の切断率が低い(約5~8%)といわれています。

SAFE法のメリット

SAFE法のメリットは、ダイレクト法の改良版であることから、やはりメスで頭皮を切ったり、ドナーを採取した部分を縫合する必要が無い点が挙げられます。大きな傷跡が目立ったり、術後に大きな痛みが生じるといったことは起きにくいといえます。

また、SAFE法は毛包単位で植え込みます。薄毛があるところと無いところの術後の違いが目立つことはほとんどありませんし、生え際の増毛など、柔軟な調整が可能です。このため、不自然になりにくく、とても綺麗な仕上がりになる点もメリットといえます。

SAFE法のデメリット

SAFE法のデメリットは、広範囲な植毛にはあまり向いていないと言われています。どちらかと言えば、薄毛が目立つ狭い箇所を改善するのに向いています。ただし、医療技術の向上に伴い、1000株以上の植毛に対応するクリニックも出てきています。

SAFE方法は、ダイレクト法よりも高度な技術で切断率の改善を実現した自毛植毛法です。それだけに、専用の医療機器を備えたクリニックでしか受けられない点も、ネックといえばネックかもしれません。

また、切断率を含めたSAFE法の仕上がり具合は、専門医の技量や経験にも左右されやすいといえます。熟練の専門医のもとで受けたほうが良い施術といえます。

現在では、SAFE法を取り扱うクリニックも徐々に増えてきていますが、早期からSAFE法に取り組んできた紀尾井町クリニック(東京・大阪)や、i-SAFEという進化形を導入しているアスク井上クリニックなどで受けることができます。

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