ニードル法(Choi式、単一植毛)とは

今回は自毛植毛のうち、ニードル法を取り上げます。ニードル法は韓国で開発され、Choi式や単一植毛とも言われる方法です。

ニードル法の特徴

ニードル法は、専用の植毛針を使って、穴あけと植え込みを同時に行っていく植毛法です。他の植毛法のように複数本生えている毛穴(マイクログラフト)の周囲の組織ごとドナーとして使うのではなく、1本1本の毛を植毛していく方法でもあります(シングルヘアグラフト)。

穴あけと植え込みを同時に行う一方、1本1本の毛根を丁寧に植えていくことが、ニードル法の大きな特徴といえます。ただし、ドナーの採取にはメスを使うことが一般的です。

ニードル法のメリット

ニードル法の最大のメリットは、ナチュラルで自然な仕上がりになることです。1本1本丁寧に植毛するため、薄毛になっている部分とそうでない部分との違いがわかりにくく、生え際に植毛しても不自然になりません。

ニードル法は韓国で開発され、日本でも多くのクリニックで取り扱っている植毛法です。日本人や韓国人は黒くて太い髪質を持つ方が多く、1本1本の植毛が向いている方が多いといえます。

また、専用針が細いため、術後の痛みがそう大きいことは無く、移植した傷跡が残りにくいというメリットもあります。綺麗な仕上がりで、比較的狭い薄毛部分を自毛植毛したい方には向いている植毛法といえます。

ニードル法のデメリット

ニードル法のデメリットはメリットの裏返しともいえますが、1本1本丁寧に植えるということは、それだけ手間と時間がかかります。費用も高額になりやすいことからも、広範囲の施術には向かないかもしれません。

また、1本づつの植毛ということは、どうしてもその植毛の密度には限界が出てきます。移植元の毛髪が太くて濃ゆい毛なら良いのですが、そうでない場合は、密度の低さが目立ちやすく、地肌が見えたり毛量の少なさを感じたりするかもしれません。

特に東洋人は黒くて太い髪質といえますが、みんながみんなそうとは言えません。また、1本1本の植毛は丁寧さが要求される一方、手間がかかることもあり、医師やスタッフの熟練度が施術後の仕上がりに影響しやすい方法ともいえます。

さらにニードル法は、採取の際にメスを使うことが一般的です。これは一度に大きく採取できるものの、ニードル法は1本づつ植え込む方法ですから、効率的に広範囲に植えられるとは限りません。また、縫合が必要ですから、大きな傷跡や痛みが生じる可能性があります。

ニードル法のまとめ

ニードル法は1本1本の毛根を丁寧に植え込んでいく方法です。専用針を用いて穴あけと植え込みを同時に行っていく方法でもあり、痛みや傷跡は比較的目立たない方法といえます。

ただし、採取の際にメスを使うことが一般的であり、縫合による痕跡や大きな痛みは出やすいといえます。また、メスで大きく採取しても1本づつ植え込むため、効率よく広範囲に植毛できるとは限りません。

ただ、1本づつ植え込むことから仕上がりは綺麗になりやすく、植毛した部分だけが目立つと行った不自然さはあまり見られません。植毛した密度が低くなりがちという欠点があるものの、狭い部分に太くて黒い毛を移植するのには適切な方法の1つといえます。

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