赤ちゃんの抜け毛の原因と対策

今回は、赤ちゃんの抜け毛について取り上げます。

赤ちゃんの抜け毛の原因と対策

赤ちゃんは大半の場合、抜け毛を経験します。ここでは、さまざまな抜け毛の原因と対策を取り上げます。

新生児生理的脱毛

そもそも生まれたばかりの赤ちゃんに生えていた毛は、おなかの中にいたときに生えたものであり、赤ちゃんを守っていたものです。赤ちゃんを羊水の刺激から保護する役目があり、「胎毛」と呼ばれるものです。

赤ちゃんの抜け毛は、外の世界に産まれてきて、胎毛が抜け落ちたあと、通常の髪の毛が生えてくる過程で生じるものです。これを新生児生理的脱毛と呼び、生後半年程度までは生じる可能性があります。

乳児期後頭部脱毛

赤ちゃんの抜け毛で新生児生理的脱毛と同様によく見られるのが、乳児期後頭部脱毛と呼ばれる現象です。赤ちゃんは就寝時、寝返りをうつことが出来ず、ずっと同じ姿勢で寝続ける傾向があります。

これに加え、赤ちゃんの毛は柔らかく抜けやすい傾向があります。このため、ずっと同じ部分が枕や布団と接していると圧力がかかり、その摩擦によって後頭部だけが抜け毛になるということがあります。

乳児期後頭部脱毛も、寝返りやお座りが出来るようになる頃には、頭皮の一部が圧力を受け続けることがなくなり、徐々に元に戻ります。乳児期後頭部脱毛も新生児生理的脱毛と同じく、多くの場合、時間の経過とともに治まる現象です。

自分で抜け毛を引き起こす赤ちゃん

赤ちゃんが自分で自らの毛を抜いていく行為も、よく観察しておくと良いでしょう。赤ちゃんはある程度動けるようになると、なんでも興味や関心を持ちます。自分の髪の毛の場合も、そのひとつとして一種の遊びだといえます。

産まれたばかりの赤ちゃんは、さまざまな感覚を経験することで、その刺激を実感します。自分で自分の毛を抜いて抜け毛を引き起こす行為も、引っ張ると痛いとか、なでると気持ち良いと言った刺激の学習の1つだといえます。

赤ちゃんは感覚や刺激を経験するうちに、気持ち良いことは継続し、痛いことや不快なことはやめていきます。髪の毛を引っこ抜く行為も、ほとんどの場合は刺激を感じることで自然とやめていくと思います。

また、保護者の気を引くために自らの毛を抜くことも考えられます。一般的には身体の刺激を体感する成長過程のひとつですから無理にやめさせる必要はありませんが、あまり何ヶ月も続くようであれば、適切な指導が必要な場合もあります。

脂漏性湿疹による赤ちゃんの抜け毛

ごくまれな例ですが、赤ちゃんの皮膚の状態が悪くなることで抜け毛が生じることがあります。そのなかでも特に見られるのが、脂漏性湿疹による赤ちゃんの抜け毛です。

脂漏性湿疹とは、皮脂が過剰に多く分泌されることで生じる湿疹です。頭皮や顔に現れ、赤いニキビのようなボツボツ、黄色いジュクジュクしたもの、フケやかさぶたが多く見られます。

赤ちゃんの脂漏性湿疹はよく見られる現象ですが、まれに抜け毛を引き起こすことがあります。これは皮膚トラブルの一種であり、上記のような症状を感じたら、皮膚科の医療機関の受診をおすすめします。

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